女性にとって、キャバ嬢は高収入を得られる憧れの職業です。しかし、月50万円以上の高い給料を得るためには、常に自分を指名してくれる常連客を増やさなければなりません。そして常連客を増やすためには、それなりのテクニックが必要となります。
そこで今回は、キャバ嬢として稼ぐテクニックをお客様のタイプ別に紹介します。毎月しっかり稼ぎたいと考えている女性や、本指名客を増やしたい・なかなか稼げないと悩んでいるキャバ嬢の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
1.必ず知っておきたい!キャバ嬢の基本接客テクニック
キャバ嬢として満足できるだけの収入を得たいのであれば、キャバ嬢の基本的な接客テクニックをおさえておくことが必須です。
「稼げるキャバ嬢」と聞くと、美しい容姿でスタイルも抜群な女性をイメージする方も多いでしょう。しかし、稼げるキャバ嬢に最も大切なのは容姿ではなく、「お客様との会話」です。キャバ嬢の基本接客テクニックのすべては、このお客様との会話にあります。
キャバ嬢の基本接客テクニック |
---|
|
2.【お客様のタイプ別】キャバ嬢が使いたいテクニック
キャバ嬢の基本的な接客テクニックは、多くのキャバ嬢が実践しています。他のキャバ嬢との差をつけてしっかり本指名客を獲得するなら、お客様のタイプ別にテクニックを実践することがポイントです。
継続的な本指名を目指すためには、男性に「もしかして本当に付き合えるのでは?」と思わせることが重要と言えます。ここからは、お客様のタイプ別に使えるテクニックを紹介します。
2-1.独身男性の場合
恋人のいない独身男性は、寂しさを紛らわすため・単純に女性と楽しくお酒を飲みたいためという理由でキャバクラを利用する傾向にあります。とは言え、独身男性とひとくちに言ってもタイプはさまざまで、特に年齢層によっても大きな違いがあります。
若い独身男性の場合、女性と楽しくお酒を飲みたいことが理由でキャバクラに訪れることも少なくありません。そのため、あわよくば肉体関係を願うお客様の男心を掴むような色恋営業ではなく、ラフな関係性を築き上げられる「友達営業」がおすすめです。
一方で40代・50代を過ぎた独身男性の場合、寂しさを紛らわしたい・若い女性と話がしたいという理由でキャバクラを利用する男性が多くいます。また、中には本気でキャバ嬢に交際や結婚を申し込む男性もいるため、過度に期待を持たせてしまうような営業方法はおすすめしません。
しかし、40代・50代を過ぎた独身男性は経済的に余裕のあるケースもあるため、初めからその気がないことをしっかり伝えたうえで、期待を持たせすぎない上手な対応をすることが大切です。
2-2.既婚男性の場合
たとえ結婚しても、女性から好意を持たれたいという男性は多くいます。実際にキャバクラには、既婚男性が訪れることも多々あります。既婚男性は、奥さん以外の女性と楽しくお酒を飲みたい・奥さん以外の女性と遊びたいという理由でキャバクラを利用する傾向です。
既婚男性に対する接客で最も重要なテクニックは、「良い関係を築き上げられそう」と期待させることです。つまり、たとえ好きなタイプを聞かれても、「浮気や不倫をしない男の人」と答えてはなりません。その時点で、お客様は「良い関係」に期待しなくなるためです。
「都合の良い男の人が好き」とストレートに伝えることはNGですが、「他に恋人や愛人がいてもいいから、寂しいときにすぐかけつけてくれる男の人が好き」など、相手が少し期待してしまう回答・一言を用意しておきましょう。
2-3.ボディタッチが多い男性の場合
お酒に酔っぱらっている状態でキャバクラを利用するお客様の中には、ボディタッチをしてくる男性もいます。過度なボディタッチをしてくるお客様は基本的にボーイが注意してくれますが、店内が忙しかったり、ボーイの見ていない隙にボディタッチをされたりしているとなかなか注意されません。
このようなお客様に対しては、「やめてください」と嫌がるのではなく、おさわりをしてくるお客様の手をぎゅっと握りましょう。ぎゅっと握った状態で自分の膝の上にのせたまま、会話を続けることもポイントです。
ボディタッチをしたがる男性は、「女性に触れたい」という心理が奥底にあります。キャバ嬢が手を握ってあげることによってお客様の願望を叶えてあげられるだけでなく、過度なボディタッチを避けることもでき、一石二鳥と言えるでしょう。
2-4.口数が少ない男性の場合
キャバクラを利用するお客様の中には、なかなか心を開いてくれない男性もいます。キャバ嬢は聞き手に回るべきとは言えど、口数が少ないお客様だと会話を盛り上げることも困難です。
しかし、口数が少ない男性は意外とただのシャイで、「本当は話したいけど緊張してなかなか話せない」と考えている可能性も十分考えられます。
このようなお客様に対しては、キャバ嬢がお客様の方に体ごと向けて、目をしっかり合わせたまま話し手に回ってみましょう。キャバ嬢から心を開くことによって、口数が少なかったお客様も次第に心を開くようになることもあります。
2-5.確実に自分に落ちている男性の場合
キャバクラを利用するお客様には、冗談半分でキャバ嬢に「付き合おうよ」と言う男性が多くいます。ほとんどのケースではただのおふざけで、本気でキャバ嬢のことが好きになっているわけではありません。しかし一部では、本気でキャバ嬢に恋をしてしまうお客様もいるものです。
執拗にお店に訪れたり、連絡をしてきたり、交際や結婚を申し込んだりしてくるお客様は、確実に自分に落ちていると判断しても良いでしょう。
このようなお客様は、少しでも駆け引きをして期待を持たせるとストーカー化するリスクが高く、厄介なお客様でもあります。うまくかわすためには、「〇〇さんと本気で恋愛関係を築くことは考えていません。でも、〇〇さんとは変わらず仲良くしたいです」と伝えて、恋愛とは無関係の関係性を築き上げることを望みましょう。
また、お客様の思いが暴走して、他のお客様にまで迷惑をかけてしまうようになったときは、店長やボーイがしかるべき対応をしてくれるため、安心してください。
3.本指名につなげる!キャバ嬢のLINE・営業メールテクニック
キャバ嬢が最も大切にすべき接客テクニックは、お客様との会話にあると前述しました。しかし、継続的な本指名に確実につなげるためには、店内の会話だけでなく、営業LINEや営業メールを使ったお客様とのコミュニケーションも欠かせません。
最後に、キャバ嬢のLINE・営業メールテクニックを簡潔に解説します。
キャバ嬢のLINE・営業メールテクニック |
---|
|
また、LINEやメールを送信する際は、コピペ感丸出しの文章とならないこと・設定していたキャラの印象と合わせることにも注意が必要です。
まとめ
キャバ嬢として高収入を得るためには、「キャバクラを利用する男性は、主に癒し・ストレス発散を求めている」ことをきちんと理解したうえで接客する必要があります。
また、稼ぐキャバ嬢は独身男性・既婚男性など、お客様のタイプ別に異なる接客テクニックを実践しています。タイプ別の接客テクニックを実践するのであれば、お客様のタイプや傾向を瞬時に見分ける力も必要であることを覚えておきましょう。
高収入を得るキャバ嬢は、容姿やスタイルを売りにしているわけではありません。お客様との会話を最も大切しているキャバ嬢こそが、継続的な本指名を得られる人気キャバ嬢となるでしょう。ここまでの内容を参考に、ぜひ接客テクニックを実践してみてください。