どこまでのサービス提供が許容範囲かを理解しておく
1.セクキャバでのサービス

セクキャバのサービスには「基本サービス」と「女の子が行うサービス」の2種類があります。どこまでOKかという細かいルールはお店によって異なるため、女の子はお店のルールに則って適切なサービス提供を行うことが大切です。
では、基本サービスと女の子が行うサービスは具体的にどのような内容を指すのかをそれぞれ解説します。
1-1.基本サービス
セクキャバは一言で言えば「お触りOKのキャバクラ」です。一般的なキャバクラと同じように席についてお客様と一緒にお酒を飲みながら接客をします。
キャバクラと異なる点は、会話を楽しんでいる間も、お客様が女の子の脚や胸などを触ってくることが多いことです。
キャバクラはお触り禁止のお店が多いため、お客様が体を触ってきても拒否できます。しかし、セクキャバにおいてお触りはコミュニケーションの一つです。そのため、女の子は笑顔での対応が求められます。
2.セクキャバにおけるサービスの範囲

お触りOKのセクキャバですが、お客様が触ることができる部位や程度には制限があります。そのため、何をしてもOKということにはなりません。
しかし、中にはお店のルールを明確に把握できていないお客様や、盛り上がって禁止事項に触れそうになるお客様もいます。困った時にはボーイが助けてくれますが、お店の込み具合などによっては気づいてもらえないことも珍しくありません。
そのような時でも自分の身を守れるよう、セクキャバで可能なサービスの範囲を理解し、お客様と適度な距離感を保つことが大切です。
ここでは、セクキャバにおけるサービスの範囲はどこまでなのか、2つのタイプに分けてそれぞれ解説します。
2-1.ソフトなセクキャバ
セクキャバで多いタイプはソフトなサービスを売りにしているお店で、女の子と軽くイチャイチャする行為を楽しむことがメインです。
例えば、キャバクラのようにお酒を飲みながら会話をし、イチャイチャしながらお客様とコミュニケーションをとって距離を縮めます。ショータイムになればより密なスキンシップとなり、お互いに情熱的な雰囲気になることも少なくありません。
「お触りは服の上からのみ」など、サービスに関する細かいルールはお店によって異なります。下半身まで触ることはないため、上半身のみのサービスと覚えておきましょう。
2-2.ハードなセクキャバ
ハードなセクキャバでは、お客様に提供するサービス内容もハードとなることがほとんどです。
お客様の要求がハードになればなるほど女の子は体力も気力も必要です。
ただし、ソフトなセクキャバと同様に、ハードなセクキャバでもお触りのOKラインがお店によって異なります。すべてのハード系セクキャバが同じOKラインということはないため、入店を検討中のお店があれば、どこまでの行為を許可しているかをお店側に確認しておきましょう。
3.セクキャバの営業時間
セクキャバ店のオープンは20時頃が一般的で、クローズは深夜0時までとなっています。閉店時間に関しては風営法によって決められていることで、セクキャバだけでなくキャバクラやホストクラブも0時までです。
都道府県の条例によっては「営業時間延長地域」と呼ばれる地域があります。営業時間延長地域と認められているお店は、深夜1時まで営業することが可能です。
代表的な地域で言えば、東京があります。都内は人口が多く、夜間でも多くの人で賑わっているため、営業時間延長地域と認められ深夜1時まで営業している店舗があります。
一方、地方では営業時間延長地域と定められている場所がほとんどありません。営業時間延長地域は警察署で聞けば教えてもらえるため、健全に働くためにも事前に確認をしておくと安心して働けます。
4.セクキャバのサービスで「抜き」は禁止されている

セクキャバでは、気分が盛り上がって情熱的になる男性も少なくありません。その上、担当セクキャバ嬢のルックスが好みだったりスキンシップがうまかったりすると、理性が飛んでいろんな部位を触り始めてしまう男性もいます。
しかし、どれだけハードなサービスを提供しているセクキャバでも、絶対にやってはならない行為が「抜き」です。
セクキャバはキャバクラと同じジャンルとなりますが、風俗店とは異なります。双方に性器を触る行為や射精をさせる行為は、お店のルールとしてだけでなく法律でも禁じられているため、当然本番をすることも禁止です。
中には「お触りOKということは最後までやらされるのでは?」と不安を抱いている方もいますが、抜きの行為は要求されてもはっきり断ることができます。
お店のルールに違反したお客様は、お店を出禁になるなどの罰を受けますが、女の子にもペナルティが科せられることがあります。罰金対象となりお店にいづらくなってしまう恐れがあるため、抜きをはじめとした違反行為は絶対にしないよう気をつけましょう。